正しい歯磨き、きちんとできてる?
毎日きちんと歯磨きをしているけど、虫歯ができてしまって・・・という方はいらっしゃいませんか?間違った歯磨きをしているという日本人が結構多いんです。歯ブラシは水で濡らしている。ゴシゴシ力を入れて磨いている。という方もいらっしゃるかと思いますが、この歯磨きのしかた、実は間違った方法なんです。正しい歯磨きのしかたをしっかり覚えておきましょう。
正しい歯磨きでしっかり虫歯予防!
歯医者さんに通う場合、虫歯や歯周病の治療を受けるために通うことが多いですが、予防の為に歯医者さんに通い、歯磨きのしかたを習ったり、定期的に健診を受けることを予防歯科と言います。この予防歯科は自宅でもすることが可能ですが、日本では2割程度の人にしか理解されていないと言われています。一方アメリカでは7割以上の人が予防歯科の必要性を理解しているようです。歯を健康に保つ意識がアメリカでは強いんですね。
歯ブラシを水で濡らさない
歯ブラシに水をつけて、歯磨き粉をつけてから磨くという人はいませんか?泡立ちが良くなりしっかり磨かれているような気分になるという理由で、水につける方もいらっしゃるようですが、実はこれ、NGなんです。泡立ちが良くなると、隅々まで磨いた気になり歯をしっかりと磨けなくなってしまうんです。また、歯磨き粉の研磨成分も流れてしまうんですよ。歯ブラシは乾いた状態で使うようにしましょう。勝手が悪いと感じるでしょうが、すぐになれます。
鉛筆の持ち方をする
歯ブラシの持ち方、どういう風に持っていますか?歯科衛生士さんたちは鉛筆の持ち方をして歯磨きをしています。これは余計な力を入れず、細かく磨くことができるため、磨き残しが少ない上に歯茎も優しくマッサージすることができるんです。目安は3本の指で歯ブラシを持つこと、鏡を見ながらしっかりとチェックしましょう。
歯磨きが終わったら30分は飲食しない
フッ素入りの歯磨き粉を使った場合、歯磨き後30分は飲食しないようにしましょう。また、口をゆすぐときは1~2回少量の水でゆすぐとフッ素の効果が発揮されます。
他にも、デンタルフロスや歯間ブラシを使うことで、歯と歯の間のプラーク(歯垢)をすっきりととることができます。使い方が分からない場合は、歯医者さんへ行くと丁寧に教えてくれます。自分にあったサイズを必ずチェックするようにしてくださいね。